みなさんは地元の魅力ある風景や建物を
もっとたくさんの人に教えてあげたい
と思ったことはありませんか?
 

私の知っている秋目集落の方々も
地元の魅力をたくさん語ってくださいます。
 

しかし、ほとんどの人は知らない情報なので、
もっとたくさんの人に知って欲しいと思っていました。
 

今回は、そんな思いを実現させてくれるイベントが開催されるというので
取材に行ってまいりました。
 

その名も「第1回南さつま海道鑑真の道歩き」です。
 

このイベントをひとことで言うと、
 

“鑑真大和上が初上陸を果たした秋目を含む南さつま市西南部の
自然・歴史・文化を知ってもらうための道歩き”
 

というようなところでしょうか。
 

今回の道歩きは、2月23日(土)・24日(日)の2日間に分かれて
合計4コースで実施されました。
 

1日目は、秋目集落を中心として坊津のまち歩きが2コース。
2日目は笠沙・大浦を中心とした2コースです。
 

すべてのコースを取材したかったのですが、
今回は個人的にもお世話になっている秋目集落の
「ぶらり秋目コース」を取材することにしました。
 

鑑真大和上が本土初上陸した地である坊津町秋目で、
鑑真大和上について学び、集落内を散策して港町として栄えた
坊津町秋目の歴史の深さを感じることができました。
 

今回は、その詳細についてお伝えします。
 

●鑑真記念館に到着!
10時スタートということでしたので、早めに到着して参加者を待っておこうと9時過ぎには到着しました。
 

すると、すでに駐車場整理の方がスタンバイされており、
スムーズに車を駐車することができました。
後から聞いた話ですが、鹿児島大学のフリースポットというサークルの生徒さんたちが
ボランティアで駐車場整理をしてくださっていたそうです。
 

フリースポットは、鹿児島の地域活性化を実現する目的で活動している
鹿児島大学のサークルです。
秋目では、「寺小屋復活プロジェクト」という取り組みを行っており、
学習指導や自然体験活動などを南さつま市の小中学生を中心に提供しています。
 

そんな学生たちの協力もあり、
このイベントはスムーズに進行しているんだなぁと思いながら、
鑑真記念館に到着すると・・・・
 
 

もうすでに大勢の参加者がいました!
 


 

定員100名の予定でしたが、案内の方によると約160名が参加されているとのこと。
地元の方は「秋目の人口120名より参加者の方が多いよ!」とうれしそうに語ってくれました。
 

●道歩き開始!
予定通り10時に道歩き開始。
最初に紹介された秋目の名所は・・・
もちろんこの石碑!
 


 

鑑真大和上上陸記念碑近くの駐車場入口に設立されている「007撮影記念碑」です。
石碑について説明されているのは、南さつま漁業協同組合副組合長の宮内一朗さんです。
 

当時、007の秋目ロケが行われた際にエキストラとして参加したときの思い出話やアルバイト料が子どもで500円だった話など、ユーモアを交えながら語ってくださいました。「エキストラとして撮影中、カメラを見るなとスタッフに言われていたにもかかわらず、カメラ目線をしてしまった」など、当時の思い出を昨日のことのように語ってくださる姿はとても魅力的でした。
 

●秋目のアコウの木
秋目集落の中心部に位置するアコウの木は、地元の人々にとってシンボル的な存在ではないでしょうか。
 


 

地元のガイド担当の川村さんは「昔は、この木に登って遊んでいたけどねぇー。今はこういう雰囲気(観光客向けに整備されている)なので登れないよね」と話していらっしゃいました。その話しを聞いて、アコウの木は、集落の人々を見守りつづけている大切な存在なのだと感じました。
 

●南さつま海道鑑真の道歩き
今回、道歩きに参加して感じたことは、地方にも魅力は十分にあるということです。
 


 

上記の写真を見てもわかるように、約160名の参加者が秋目に集まって地元の自然・歴史・文化を知っていただく道歩きは大成功をおさめました。
 

冒頭にもお伝えしましたが、坊津秋目集落の総人口は、参加者の人数より少なく、約120名程度です。地域でイベントを開催することで、その土地の魅力を感じて、地域に訪れるリピーターとなり、将来は移住してくる方もいるのではないかと思います。
 

鑑真大和上により伝えられた仏教をはじめ、海外の思想や文化を受け入れてきた集落には、現在大きな転換期を迎えている日本が学ぶべき点が多くあるのではないかと感じました。案内をされている宮内さんが「秋目は、サイバービレッジである。集落どこでもパソコンができるよう無線LANが引かれている。」という話しをされていました。
 

伝統的な文化を尊重し、世の中の発展しうるものを受け入れながら生活している集落の今後に注目が集まりそうです。
 
 
 
 

2013年02月26日
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